まとめ
エンディングノートというのは人生の終末期においていかに自分がどうしたいか、また自分が亡くなった後の本人の希望や意思というのを家族や第三者に伝える重要なツールですので、家族としても本人がどうしたいかを文章で確実に知る事ができるという意味では非常に大事なツールとなります。
ただし法的な効力がないというのも事実ですので、どうしても法的な効力を持った書類を作成したいのであればエンディングノートに加えて遺言書の作成が必要となります。
遺言書であれば遺産相続の部分に関しては法的に遺言書が優先されますし、他に自分の判断が低下した時の生活という部分などについて法的効力を持った書類を作成したい場合には、それに応じた様々な法的効力のある書類を作成する事です。
そういった書類というのは専門家に依頼する事で作成する事が出来ますので、まずは一度専門家にどういった書類があれば良いのかという事から相談してみると良いです。
エンディングノートは何事に対しても本人の意思を尊重して行えるようにするもので、法的効力こそありませんがこういったノートがある事で家族としても本来であれば難しい判断を強いられる際にも少しでも心理的負担を減らす事が出来ます。
もちろん本人としても自分の望む終末期を過ごす為には必須と言っても良く、自分で判断が出来なくなり自分の望まない終末期を送る可能性を少しでも減らす為にもエンディングノートは大事と言えます。